大島紬紀行
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本場大島紬の種類
本場大島紬は先染めの織物です。先染めは先練であるために生糸の不純物が取り除かれた糸になるため、糸自体に隙間がなく密度も高く強い糸になります。それに比べて友禅・小紋などの後染め織物は、後練であるために生糸に含まれる不純物が、そのまま糸自体に含まれるため、ちょっと隙間が生じペラっとした感じの風合いになります。
染色方法によって、下記の種類に分けられています。

泥大島
伝統的な車輪梅(シャリンバイ・テーチ木)泥染法で染色した糸を用いて織り上げられた高級な紬です。泥染ならではの、しっとりとした深みのある光沢をもち、黒の地色に薄茶がかった白絣を主体とした柄模様を表しています。

泥藍大島
植物藍で先染した糸を絣むしろにしてそれを車輪梅(シャリンバイ)泥染で染色したものです。地色が泥染特有の渋い黒地になり、絣(かすり)柄の部分が藍色を主体に表現された上品な風格の漂う紬です

草木泥藍大島
車輪梅(シャリンバイ)、藍以外の草木などの天然染料で染められ、古典的な染色法に改善を重ねて染め上げたものです。

色大島
化学染料を使用して、色絣模様に染色したもので、色使いが自由なのでモダンなものや大胆なデザインも豊富にできます。

白大島
地色を染めずに、白のままで絣(かすり)模様に色を入れた爽やかな印象の紬です。春の終わり、秋の初めなど単衣仕立にしてもお召しになれます。

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